学位記授与式

学位記授与式の空の色は,深刻な異常が生じたOSの色だった。2年間にわたる僕の大学院日記も今日で終わり。どうにかこうにか,学位が貰えることになったのである。

学位記は専攻長から学生1人1人に直接授与された。こういう形で証書を受け取るのは高校の卒業式以来(早稲田の卒業式は学生証と引き替えに学位記を受け取る味気ないものだった)だったから,少し緊張した。

証書ホルダーの色はスクールカラーの「筑波紫」。これは「紫峰」(筑波山の別称)に由来するという。筑波山の山肌が夕日に照らされて紫色に見えることに因むのだそうだ。
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まさか自分が理系の学位を取得する日が来るとは,つい3年前まで思いもよらなかった。本当に人生どう転ぶか分からない。微分積分より先の領域は,手が届かない世界の筈だった。
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大学は今日で終わるけれど,日々の勉強はこれからも続く。僕はもっと挑戦がしたい。積極的にリスクを取りたい。そして,その先に何があるのか,自分の人生を賭けて,この目で確かめてみたい。

田中一哉

1969年東京生まれ。早稲田大学商学部卒。筑波大学大学院システム情報工学研究科修了(工学修士)。2007年8月 弁護士登録(登録番号35821)。現在,ネット事件専門の弁護士としてウェブ上の有害情報の削除,投稿者に対する法的責任追及などに従事している。

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